Treatment
治療について
肛門狭窄形成手術(SSG法(皮膚弁移動術))
SSG法(スライディング・スキン・グラフト法)は、肛門狭窄に対する根治的な手術治療法です。 硬く線維化した狭窄部分を切除し、周囲の健康な皮膚を移動させて縫合することで、肛門を適切な大きさまで拡張します。港北肛門クリニックでは、肛門機能を最大限温存しながら、確実な狭窄解除を目指します。
手術の適応(対象となる方)
SSG法は、裂肛や古い手術、何らかの炎症を繰り返し、肛門が狭くなり、排便もし辛くなった場合(肛門狭窄)に対して行われます。肛門括約筋自体が線維化で硬くなっており、用手拡張法では対応しきれません。
※用手拡張は、基本的に肛門括約筋の緊張が高まっている状態で、括約筋の線維化がない状態に適した治療法です。
手術の詳細
SSG法の原理
SSG法は、狭窄部分を切除して生じた皮膚欠損部に、周囲の健康な皮膚を「スライド」させて移植する手術です。これにより:
- 狭窄部の完全除去
- 肛門の適切な拡張
- 柔軟な皮膚による機能回復
- 再狭窄の予防
手術手順
麻酔
- 麻酔方法: 括約筋の緊張を取るために腰椎麻酔で施行
拡張の目安
目安は指が2本入る程度まで拡張します。広げすぎることは絶対にないので、術後便が漏れるなどの心配はありません。
入院・術後管理
入院期間
括約筋の緊張を取るためにも腰椎麻酔で行いますので7-10日間の入院治療となります。